リハビリテーション科
患者様やご家族様と共に喜び・共に分かち合いチャレンジしていけるように心掛けております。
当リハビリテーション科は、以下の3つの基本方針を掲げて取り組んでいます。
(1)早期リハビリテーション
(2)専門リハビリテーション
(3)地域連携
患者様やご家族様と共に喜び・共に分かち合いチャレンジしていけるように心掛けています。
リハビリテーション科の特徴
- 急性期(ICU)より、他職種と連携し、早期離床・廃用症候群の予防を行っています。
- 各病棟に専属のリハスタッフを配置する病棟担当制を行っており、より専門的な関わりが持てるような体制を整えています。また、訪問リハビリテーション、こどものリハビリテーションにも力を入れています。
- 健康教室や体操動画作成を行い、積極的に地域の方へ情報を発信しています。
多数のリハビリ専門スタッフが在籍
総スタッフ数 81名 | 理学療法士:38名/作業療法士:33名/言語聴覚士:10名 |
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理学療法士(PT:Physical Therapist)
理学療法士は、ケガや病気などで身体に障害のある人や障害の発生が予測される人に対して、基本動作能力(座る、立つ、歩くなど)の回復や維持、および障害の悪化の予防を目的に、運動療法や物理療法(温熱、電気等の物理的手段を治療目的に利用するもの)などを用いて、自立した日常生活が送れるよう支援するリハビリテーションの専門職です。
作業療法士(OT:Occupational Therapist)
作業療法士は、基本的な動作能力から社会のなかに適応する能力まで、次の3つの段階の能力を維持・改善し、「その人らしい」生活の獲得を支援するリハビリテーションの専門職です。一つ目の段階は身体機能だけでなく精神機能も含めた基本的動作能力、二つ目が食事やトイレ、家事などの応用的動作能力、三つ目が地域活動への参加や就労・就学などの社会的適応能力です。その人を取り巻く環境をよりよく整備する働きかけも行います。
言語聴覚士(ST:Speech Language Hearing Therapist)
言語聴覚士は、コミュニケーションや食べることに障害を持つ方の「話す」「聞く(理解する)」「食べる」ための機能の獲得・回復・維持を支援し、機能的な側面と同時に「生活の質(QOL)」を高めるために行われるリハビリテーションの専門職です。
また機能そのものの獲得や回復が困難な場合には、補助具や拡大・代替コミュニケーション(シンボルや文字盤、コミュニケーション機器)の訓練を行い、家庭や職場・学校での社会的不利の軽減を図るため、医師と共に周囲の方々も含めさまざまな助言や指導も行います。
また機能そのものの獲得や回復が困難な場合には、補助具や拡大・代替コミュニケーション(シンボルや文字盤、コミュニケーション機器)の訓練を行い、家庭や職場・学校での社会的不利の軽減を図るため、医師と共に周囲の方々も含めさまざまな助言や指導も行います。
資格・認定
がんのリハビリテーション研修修了者 | 13名 | 認定理学療法士(呼吸) | 2名 |
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心臓リハビリテーション指導士 | 1名 | 認定理学療法士(発達障害) | 1名 |
認定理学療法士(運動器) | 3名 | 呼吸療法認定士 | 4名 |
認定理学療法士(脳卒中) | 2名 | 介護予防推進リーダー | 1名 |
責任者紹介
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リハビリテーション科課長
末永 健一
SUENAGA KENICHI
実績
(単位:件)
2019年度 | 2020年度 | 2021年度 | 2022年度 | ||
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入院リハビリ延件数 | 合計 | 110,541 | 90,809 | 96,565 | 100,586 |
月平均 | 9,212 | 7,567 | 8,047 | 8,382 | |
外来リハビリ延件数 (うちこどものリハ) |
合計 | 19,596 (2,785) |
13,122 (1,798) |
16,301 (1,898) |
14,748 (1,880) |
月平均 | 1,633 (232) |
1,094 (150) |
1,358 (158) |
1,229 (157) |
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訪問リハビリ延件数 | 合計 | 1,265 | 1,713 | 2,400 | 2,545 |
月平均 | 105 | 143 | 200 | 212 |