【定義】
年齢区分 | 0~ | 10~ | 20~ | 30~ | 40~ | 50~ | 60~ | 70~ | 80~ | 90~ |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
患者数 | - | 58 | 76 | 106 | 249 | 415 | 607 | 1453 | 1835 | 948 |
各診療科別に患者数の多い症例(DPC14桁分類)について、DPCコード・名称・患者数・当院の平均在院日数・全国の平均在院日数・転院率・平均年齢を集計し、併せて、当院で実際に使用しているクリティカルパスを載せています。 なお、患者数が10未満の数値は、個人情報が特定できないように非表示としています。 【定義】
DPC | ・・・ | 診断群分類です。すべての疾患をICD(国際疾病分類)に基づきコード化・分類し、似たような症状の疾患をグループ化したものになります。 |
DPCコード | ・・・ | グループ化した疾患について、手術や処置の有無、年齢・体重・重症度などを組み合わせたコードです。 |
DPC名称 | ・・・ | DPCコードの疾患名や手術・処置等の有無を表したものです。 |
平均在院日数 | ・・・ | 当院に入院されていた日数の平均値です。 |
転院率 | ・・・ | 該当するDPCの患者数のうち、他の病院で治療を継続すること(転院)となった患者様の割合です。 |
平均年齢 | ・・・ | 当院に入院した初日(入院日)の年齢の平均値です。 |
集計条件 | ・・・ | 令和6年6月1日から令和7年5月31日 |
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
040081xx99x0xx | 誤嚥性肺炎 | 300 | 20.75 | 20.78 | 31.82 | 86.12 | |
0400802499x0xx | 肺炎等(市中肺炎かつ75歳以上) | 178 | 18.60 | 16.40 | 16.09 | 85.55 | |
050130xx9900x0 | 心不全 | 95 | 17.01 | 17.33 | 7.23 | 84.33 | ○ |
110310xx99xxxx | 腎臓又は尿路の感染症 | 55 | 14.86 | 13.66 | 31.03 | 83.24 | |
050050xx9910xx | 狭心症、慢性虚血性心疾患 | 33 | 2.82 | 3.07 | 3.03 | 71.70 |
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
0400802499x0xx | 肺炎等(市中肺炎かつ75歳以上) | 50 | 16.96 | 16.40 | 14.00 | 85.70 | |
040081xx99x0xx | 誤嚥性肺炎 | 31 | 18.71 | 20.78 | 32.26 | 87.06 | |
0400802299x001 | 肺炎等(市中肺炎かつ15歳以上65歳未満) | 11 | 11.36 | 9.71 | 9.09 | 47.18 | |
040100xxxxx00x | 喘息 | - | - | 6.38 | - | - | |
040070xxxxx0xx | インフルエンザ、ウイルス性肺炎 | - | - | 6.98 | - | - |
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
060100xx01xxxx | 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) | 91 | 2.01 | 2.57 | 0.00 | 67.11 | |
060102xx99xxxx | 穿孔又は膿瘍を伴わない憩室性疾患 | - | - | 7.60 | - | - | |
060090xx02xxxx | 胃の良性腫瘍 | - | - | 5.96 | - | - | |
060102xx97xxxx | 穿孔又は膿瘍を伴わない憩室性疾患 | - | - | 10.96 | - | - | |
060130xx0200xx | 食道、胃、十二指腸、他腸の炎症(その他良性疾患) | - | - | 8.90 | - | - |
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
060210xx99000x | ヘルニアの記載のない腸閉塞 | 67 | 9.06 | 9.08 | 5.97 | 74.67 | |
060335xx0200xx | 胆嚢炎等 | 55 | 8.00 | 7.05 | 3.64 | 66.04 | |
060160x001xxxx | 鼠径ヘルニア(15歳以上) | 48 | 6.02 | 4.54 | 0.00 | 75.00 | |
060380xxxxx0xx | ウイルス性腸炎 | 46 | 7.30 | 5.55 | 2.17 | 58.26 | |
060340xx03x00x | 胆管(肝内外)結石、胆管炎 | 45 | 9.42 | 8.88 | 4.44 | 78.07 |
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
070370xx97xxxx | 骨粗鬆症(手術あり) | 348 | 17.85 | 22.11 | 65.23 | 83.69 | |
160690xx99xxxx | 胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む。) | 57 | 7.07 | 19.16 | 80.70 | 80.56 | |
160760xx01xxxx | 前腕の骨折 | 46 | 10.70 | 5.95 | 21.74 | 70.22 | |
070370xx99xxxx | 骨粗鬆症(手術なし) | 45 | 7.13 | 21.26 | 80.00 | 83.78 | |
070230xx01xxxx | 膝関節症(変形性を含む。) | 37 | 20.73 | 21.38 | 59.46 | 76.84 |
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
010060xx99x40x | 脳梗塞 | 227 | 14.92 | 16.89 | 34.36 | 76.65 | ○ |
160100xx97x00x | 頭蓋・頭蓋内損傷 | 83 | 12.05 | 9.83 | 30.12 | 80.86 | |
010040x099000x | 非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外)(JCS10未満) | 68 | 21.87 | 18.68 | 79.41 | 72.68 | |
160100xx99x00x | 頭蓋・頭蓋内損傷 | 65 | 10.72 | 7.99 | 33.85 | 81.26 | |
010060xx99x20x | 脳梗塞 | 50 | 17.78 | 16.94 | 52.00 | 81.26 | ○ |
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
110310xx99xxxx | 腎臓又は尿路の感染症 | 67 | 10.39 | 13.66 | 11.94 | 79.12 | |
11012xxx02xx0x | 上部尿路疾患 | 45 | 5.78 | 5.16 | 4.44 | 72.02 | |
110420xx02xxxx | 水腎症等 | 35 | 3.86 | 4.07 | 8.57 | 73.94 | |
110070xx03x0xx | 膀胱腫瘍 | 27 | 7.04 | 6.81 | 7.41 | 75.48 | |
110200xx02xxxx | 前立腺肥大症等 | 22 | 11.23 | 7.77 | 9.09 | 80.14 |
さまざまな癌の中で、現在日本における、最も罹患数の多い5つの癌(胃癌・大腸癌・乳癌・肺癌・肝癌)について、初発の患者様においてはUICC 病期分類 及び癌取扱い規約に基づき病期(ステージ)ごとに、再発の患者様においては患者数を集計をしました。 なお、患者数が10未満の数値は、個人情報が特定できないように「-」と表示としています。 【定義】
初発 | 再発 | 病期分類 基準(※) |
版数 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Stage I | Stage II | Stage III | Stage IV | 不明 | ||||
胃癌 | - | - | 13 | - | - | 11 | 1 | 8 |
大腸癌 | - | 25 | 35 | 71 | - | - | 1 | 8 |
乳癌 | - | - | - | - | - | - | 1 | 8 |
肺癌 | - | - | - | - | - | - | 1 | 8 |
肝癌 | - | - | - | - | - | - | 1 | 6,8 |
成人(20歳以上)の肺炎患者様について、重症度別に患者数、平均在院日数、平均年齢を集計しました。 なお、患者数が10未満の数値は、個人情報が特定できないように「-」と表示しています。 【定義】
患者数(対象患者) | ・・・ | 入院の契機となった傷病名および最も医療資源を投入した傷病名に対するICD10コードがJ13~J18$に該当する患者様。 (対象病名…J13 肺炎レンサ球菌肺炎、J14 インフルエンザ菌肺炎、J15$ 細菌性肺炎、J16$ その他の感染病原体による肺炎等、J17$ 細菌性疾患における肺炎、J18$ 肺炎(詳細不明)) |
平均在院日数 | ・・・ | 当院に入院されていた日数の平均値です。 |
平均年齢 | ・・・ | 当院に入院した初日(入院日)の年齢の平均値です。 |
集計条件 | ・・・ | 令和6年6月1日から令和7年5月31日 |
年齢 | ・・・ | 男性70歳以上、女性75歳以上 |
脱水状態 | ・・・ | BUN 21mg/dL以上または脱水あり |
酸素飽和度 | ・・・ | SpO2 90%以下(PaO2 60Torr以下) |
意識障害 | ・・・ | 意識障害あり |
収縮期血圧 | ・・・ | 血圧(収縮期)90mmHg以下 |
軽症 | :0点の場合。 |
中等症 | :1~2点の場合。 |
重症 | :3点の場合。 |
不明 | :4~5点の場合。ただし、ショックがあれば1項目のみでも超重症とする。 |
不明 | :重症度分類が1つでも不明な場合。 |
患者数 | 平均 在院日数 |
平均年齢 | |
---|---|---|---|
軽症 | 17 | 8.53 | 50.29 |
中等症 | 233 | 16.34 | 76.88 |
重症 | 113 | 19.02 | 84.09 |
超重症 | - | - | - |
不明 | - | - | - |
脳梗塞の発症日別に、患者数・平均在院日数・平均年齢・転院率を集計しています。 【定義】
患者数(対象患者) | ・・・ | 最も医療資源を投入した傷病名に対するICD10がI63$(脳梗塞)に該当する患者様です。 |
ICD10 | ・・・ | すべての疾患を国際疾病分類に基づき、コード化・分類したものになります。 |
患者数 | ・・・ | 発症日から「3日以内」と「その他」に分けた数値を記載します。 |
平均在院日数 | ・・・ | 当院に入院されていた日数の平均値です。 |
平均年齢 | ・・・ | 当院に入院した初日(入院日)の年齢の平均値です。 |
転院率 | ・・・ | 該当するDPCの患者数のうち、他の病院で治療を継続すること(転院)となった患者様の割合です。 |
集計条件 | ・・・ | 令和6年6月1日から令和7年5月31日 |
ICD10 | 傷病名 | 発症日から | 患者数 | 平均在院日数 | 平均年齢 | 転院率 |
---|---|---|---|---|---|---|
I63$ | 脳梗塞 | 3日以内 | 388 | 20.23 | 78.65 | 43.50 |
その他 | 35 | 14.69 | 75.91 | 3.07 |
各診療科別に手術件数の多い症例について、Kコード・名称・患者数・平均術前日数・平均術後日数・転院率・平均年齢を集計し、併せて、当院で実際に使用しているクリティカルパスを載せています。 なお、患者数が10未満の数値は、個人情報が特定できないように「-」と表示しています。 【定義】
Kコード | ・・・ | 診療報酬における分類コードです。 |
Kコード名称 | ・・・ | Kコードの手術名を表したものです。 |
平均術前日数 | ・・・ | 入院から手術前日までの日数の平均値です。 |
平均術後日数 | ・・・ | 手術翌日から退院までの日数の平均値です。 |
転院率 | ・・・ | 該当するDPCの患者数のうち、他の病院で治療を継続すること(転院)となった患者様の割合です。 |
平均年齢 | ・・・ | 当院に入院した初日(入院日)の年齢の平均値です。 |
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K5493 | 経皮的冠動脈ステント留置術(その他) | 28 | 1.29 | 6.46 | 3.57 | 74.18 | |
K5492 | 経皮的冠動脈ステント留置術(不安定狭心症) | 19 | 0.11 | 12.11 | 5.26 | 69.58 | |
K5491 | 経皮的冠動脈ステント留置術(急性心筋梗塞) | 12 | 0.00 | 13.42 | 0.00 | 67.92 | |
K597-2 | ペースメーカー交換術 | - | - | - | - | - | |
K5972 | ペースメーカー移植術(経静脈電極) | - | - | - | - | - |
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K7211 | 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) | 83 | 0.02 | 0.99 | 0.00 | 66.98 | |
K7212 | 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm以上) | - | - | - | - | - | |
K654 | 内視鏡的消化管止血術 | - | - | - | - | - | |
K653-3 | 内視鏡的食道及び胃内異物摘出術 | - | - | - | - | - | |
K722 | 小腸結腸内視鏡的止血術 | - | - | - | - | - |
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K672-2 | 腹腔鏡下胆嚢摘出術 | 95 | 1.85 | 6.24 | 4.21 | 68.33 | ○ |
K688 | 内視鏡的胆道ステント留置術 | 47 | 1.49 | 9.68 | 6.38 | 80.38 | |
K718-21 | 腹腔鏡下虫垂切除術(虫垂周囲膿瘍を伴わないもの) | 43 | 0.60 | 4.07 | 0.00 | 46.12 | |
K634 | 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) | 26 | 1.00 | 2.62 | 0.00 | 70.88 | |
K722 | 小腸結腸内視鏡的止血術 | 26 | 1.27 | 6.65 | 0.00 | 70.42 |
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K0461 | 骨折観血的手術(大腿) | 223 | 1.83 | 17.38 | 64.57 | 84.09 | ○ |
K0811 | 人工骨頭挿入術(股) | 116 | 1.89 | 16.14 | 78.45 | 82.97 | |
K0462 | 骨折観血的手術(前腕) | 95 | 1.82 | 8.96 | 24.21 | 67.59 | |
K0821 | 人工関節置換術(膝) | 56 | 2.00 | 17.68 | 71.43 | 77.34 | |
K0463 | 骨折観血的手術(鎖骨) | 47 | 1.85 | 8.57 | 29.79 | 61.57 |
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K164-2 | 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術 | 52 | 0.27 | 12.10 | 23.08 | 81.17 | ○ |
K178-4 | 経皮的脳血栓回収術 | 46 | 0.54 | 25.80 | 69.57 | 82.72 | |
K609-2 | 経皮的頸動脈ステント留置術 | 35 | 7.40 | 9.83 | 28.57 | 76.57 | |
K1781 | 脳血管内手術(1箇所) | 32 | 0.38 | 28.47 | 28.12 | 67.56 | |
K164-5 | 内視鏡下脳内血腫除去術 | 26 | 1.92 | 33.27 | 80.77 | 74.15 |
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K783-2 | 経尿道的尿管ステント留置術 | 78 | 0.55 | 7.45 | 12.82 | 75.54 | |
K7811 | 経尿道的尿路結石除去術(レーザー) | 45 | 1.22 | 3.58 | 4.44 | 72.24 | |
K8036イ | 膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)(電解質溶液利用) | 26 | 0.96 | 5.27 | 7.69 | 76.27 | ○ |
K8411 | 経尿道的前立腺手術(電解質溶液利用) | 25 | 2.64 | 6.88 | 8.00 | 78.72 | |
K6121イ | 末梢動静脈瘻造設術(内シャント造設術)(単純) | - | - | - | - | - |
この表に示す4つのDPCコードは、医療の質の改善に役立てるため、臨床上ゼロにはなりえないものの少しでも改善すべきものとしています。 なお、患者数が10未満の数値は、個人情報が特定できないように「-」と表示しています。 【定義】
DPC | ・・・ | 診断群分類です。すべての疾患をICD(国際疾病分類)に基づきコード化・分類し、似たような症状の疾患をグループ化したものになります。 |
傷病名 | ・・・ | 医療資源を最も投入した傷病名のことです。 |
入院契機 | ・・・ | 入院のきっかけ(契機)となった傷病名が、医療資源を最も投入した傷病名と「同一」か「異なるか」を分けます。 |
患者数 | ・・・ | 発症日から「3日以内」と「その他」に分けた数値を記載します。 |
請求率 | ・・・ | 全退院患者数(5,747名)に対する診療報酬の請求率になります。 |
集計条件 | ・・・ | 令和6年6月1日から令和7年5月31日 |
DPC | 傷病名 | 入院契機 | 症例数 | 発生率 |
---|---|---|---|---|
130100 | 播種性血管内凝固症候群 | 同一 | - | - |
異なる | - | - | ||
180010 | 敗血症 | 同一 | 32 | 0.56 |
異なる | 10 | 0.17 | ||
180035 | その他の真菌感染症 | 同一 | - | - |
異なる | - | - | ||
180040 | 手術・処置等の合併症 | 同一 | - | - |
異なる | - | - |
【意義】
周術期の肺血栓塞栓症の予防行為の実施は、発生率を下げることにつながります。
周術期とは、手術が決定してから手術後の社会復帰までの手術前後の一連の期間のことです。
予防法 ・・・ 早期歩行、弾性ストッキング、間欠的空気圧迫法、ヘパリン投与等があります。
肺血栓塞栓症発症のリスクレベルが 「中」以上の手術を施行した 退院患者数(分母) |
分母のうち、肺血栓塞栓症の 予防対策が実施された患者数(分子) |
リスクレベルが「中」以上の手術を 施行した患者の肺血栓塞栓症の 予防対策の実施率 |
---|---|---|
756 | 727 | 96.16 |
【意義】
広域抗菌薬を使用する際、投与開始時に血液培養検査を行うことは、望ましい取り組みとなります。
また、血液培養は1セットのみの場合の偽陽性による過剰治療を防ぐため、2セット以上行うことが推奨されています。
血液培養とは ・・・ 採血した血液中に存在する菌を35℃で数日間培養する検査です。
血液培養を行うのは、発熱時や低体温時、悪寒戦慄等、感染症が疑われるときなどです。
血液培養オーダー日数(分母) | 血液培養オーダーが1日に 2件以上ある日数(分子) |
血液培養2セット実施率 |
---|---|---|
1091 | 765 | 70.12 |
【意義】
近年、新たな耐性菌が出現し、難治症例が増加していることが世界的な問題となっています。不適切な抗菌薬の使用は、耐性菌の発生や蔓延の原因になることから、各医療機関において抗菌薬適正使用支援チーム(Antimicrobial Stewardship Team:AST)を組織するなど、抗菌薬適正使用を推進する
取り組みが求められます。抗菌薬適正使用の鍵を握るのは正確な微生物学的診断であり、抗菌薬投与前の適切な検体採取と培養検査が必要です。
抗菌薬耐性菌の代表例として、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)、ペニシリン耐性肺炎球菌(PRSP)、多剤耐性緑膿菌(MDRP)があります。
広域スペクトルの抗菌薬が 処方された退院患者数(分母) |
分母のうち、入院日以降抗菌薬処方日 までの間に細菌培養同定検査が 実施された患者数(分子) |
広域スペクトル抗菌薬使用時の 細菌培養実施率 |
---|---|---|
1136 | 917 | 80.72 |
【意義】
入院中に患者が転倒したり、ベッドから転落する原因として、入院という環境の変化によるものや疾患そのもの、治療、手術後の身体的なものなど様々な理由があります。
転倒・転落を完全に予防することは困難ですが、発生した事例を分析することで転倒・転落発生要因を特定し、予防策を実施することで転倒・転落発生リスクを低減していく取り組みが必要となります。
退院患者の在院日数の総和 もしくは入院患者延べ数(分母) |
退院患者に発生した転倒・転落件数 (分子) |
転倒・転落発生率 |
---|---|---|
77254 | 296 | 3.83 |
【意義】
入院中に患者が転倒したり、ベッドから転落する原因として、入院という環境の変化によるものや疾患そのもの、治療、手術後の身体的なものなど様々な理由があります。
転倒・転落した結果を6つの損傷レベルに分類しています。ここでいうレベル3b以上とは、転倒・転落によって、手術、ギプス、牽引、骨折、神経損傷・身体内部の損傷、死亡となった割合を示しています。
退院患者の在院日数の総和 もしくは入院患者延べ数(分母) |
退院患者に発生したインシデント 影響度分類レベル3b以上の 転倒・転落の発生件数(分子) |
転倒転落によるインシデント影響度 分類レベル3b以上の発生率 |
---|---|---|
77254 | 13 | 0.17 |
【意義】
現在、細菌感染を起こしていないが、手術後の感染を防ぐために、抗菌薬をあらかじめ投与することを予防的抗菌薬投与と言います。
手術開始直前に抗菌薬を投与することにより、手術後の感染を抑えることが期待されています。
全身麻酔手術で、 予防的抗菌薬投与が実施された 手術件数(分母) |
分母のうち、手術開始前 1時間以内に予防的抗菌薬が 投与開始された手術件数(分子) |
手術開始前1時間以内の 予防的抗菌薬投与率 |
---|---|---|
1224 | 1208 | 98.69 |
【意義】
褥瘡は、看護ケアの質評価の重要な指標となっています。
褥瘡の発生は、患者のQOL(生活の質)の低下をきたすとともに、感染を引き起こすなど長期に及ぶことによって、入院期間の長期化や医療費が高額になることにつながります。
褥瘡とは、寝たきりなどによって、体重で圧迫されている場所の血流が悪くなったり滞ることで、皮膚の一部が赤い色味を帯びたり、ただれたり傷ができてしまうことで、床ずれともいわれています。
退院患者の在院日数の総和もしくは 除外条件に該当する患者を除いた 入院患者延べ数(分母) |
褥瘡(d2(真皮までの損傷)以上 の褥瘡)の発生患者数(分子) |
d2(真皮までの損傷)以上の 褥瘡発生率 |
---|---|---|
73776 | 37 | 0.05 |
【意義】
早期から低栄養リスクを評価し介入することで、入院期間の短縮、予後改善につながります。
65歳以上の退院患者数 (分母) |
分母のうち、入院後48時間以内に 栄養アセスメントが実施された 患者数(分子) |
65歳以上の患者の入院早期の 栄養アセスメント実施割合 |
---|---|---|
4408 | 1374 | 31.17 |
【意義】
身体の自由を身体的拘束によって妨げることは、二次的な身体的障害を生む可能性もあるため、代替方法が見いだされるまでのやむを得ない処置として行われる行動の制限であり、できる限り早期に他の方法に切り替えるように努めなければならないとされています。
退院患者の在院日数の総和 (分母) |
分母のうち、身体的拘束日数の総和 (分子) |
身体的拘束の実施率 |
---|---|---|
77254 | 15972 | 20.67 |
また、高齢化社会に連動して60代以降の退院患者数が8割以上を占めています。
今後も万全の感染対策を行いながら 24時間365日、患者様のため地域に根差した医療を行っていきます。