【定義】
年齢区分 | 0歳~ | 10歳~ | 20歳~ | 30歳~ | 40歳~ | 50歳~ | 60歳~ | 70歳~ | 80歳~ | 90歳~ |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
患者数 | 217 | 90 | 249 | 338 | 354 | 559 | 1102 | 1402 | 1720 | 744 |
各診療科別に患者数の多い症例(DPC14桁分類)について、DPCコード・名称・患者数・当院の平均在院日数・全国の平均在院日数・転院率・平均年齢を集計し、併せて、当院で実際に使用しているクリティカルパスを載せています。 なお、患者数が10未満の数値は、個人情報が特定できないように「-」と表示しています。 【定義】
DPC | ・・・ | 診断群分類です。すべての疾患をICD(国際疾病分類)に基づきコード化・分類し、似たような症状の疾患をグループ化したものになります。 |
DPCコード | ・・・ | グループ化した疾患について、手術や処置の有無、年齢・体重・重症度などを組み合わせたコードです。 |
DPC名称 | ・・・ | DPCコードの疾患名や手術・処置等の有無を表したものです。 |
平均在院日数 | ・・・ | 当院に入院されていた日数の平均値です。 |
転院率 | ・・・ | 該当するDPCの患者数のうち、他の病院で治療を継続すること(転院)となった患者様の割合です。 |
平均年齢 | ・・・ | 当院に入院した初日(入院日)の年齢の平均値です。 |
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
040081xx99x00x | 誤嚥性肺炎(手術なし、手術・処置等2なし、定義副傷病なし) | 498 | 12.8 | 21.69 | 17.7% | 85.8 | |
040080x099x0xx | 肺炎、急性気管支炎、急性細気管支炎(15歳以上) (手術なし、手術・処置等2なし) | 334 | 10.0 | 14.34 | 6.3% | 71.8 | ○ |
050130xx99000x | 心不全(手術なし、手術・処置等1なし、手術・処置等2なし、定義副傷病なし) | 151 | 14.1 | 6.3 | 12.6% | 82.9 | ○ |
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
060100xx03xx0x | 小腸大腸の良性疾患(内視鏡的消化管止血術等、定義副傷病なし) | 105 | 2.0 | 2.76 | 0.0% | 65.6 | |
150010xxxxx0xx | ウイルス性腸炎(手術・処置等2なし) | 62 | 5.9 | 5.50 | 0.0% | 61.9 | |
060350xx99x0xx | 急性膵炎(手術なし、手術・処置等2なし) | 46 | 11.0 | 12.27 | 2.2% | 57.0 |
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
060035xx99x50x | 結腸の悪性腫瘍(手術なし、手術・処置等25あり、定義副傷病なし) | 82 | 3.0 | 4.53 | 0.0% | 67.3 | |
060335xx0200xx | 胆嚢水腫、胆嚢炎等(腹腔鏡下胆嚢摘出術等、手術・処置等1なし、手術・処置等2なし) | 64 | 5.3 | 7.84 | 1.6% | 60.4 | |
060210xx99000x | ヘルニアの記載のない腸閉塞(手術なし、手術・処置等1なし、手術・処置等2なし、定義副傷病なし) | 54 | 6.4 | 9.17 | 1.9% | 75.5 |
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
160800xx01xxxx | 股関節大腿近位骨折(人工骨頭挿入術、肩、股等) | 207 | 21.3 | 28.70 | 75.8% | 85.4 | |
160690xx99xx0x | 胸椎、腰椎以下骨折損傷(手術なし、定義副傷病なし) | 87 | 5.8 | 21.52 | 86.2% | 78.8 | |
160760xx97xx0x | 前腕の骨折(手術あり、定義副傷病なし) | 60 | 8.3 | 5.70 | 5.0% | 64.9 |
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
120180xx01xxxx | 胎児及び胎児付属物の異常(子宮全摘術等) | 61 | 6.8 | 9.94 | 13.1% | 32.3 | |
120170xx99x0xx | 早産、切迫早産(手術なし、手術・処置等2なし) | 49 | 20.5 | 20.87 | 2.0% | 29.3 | |
120170xx01x0xx | 早産、切迫早産(子宮破裂手術等、手術・処置等2なし) | 25 | 26.4 | 31.78 | 0.0% | 31.6 |
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
140010x199x00x | 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害(出生時体重2500g以上)(手術なし、手術・処置等2なし、定義副傷病なし) | 61 | 4.7 | 6.17 | 16.4% | 0.0 | |
140010x299x0xx | 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害(出生時体重1500g以上2500g未満)(手術なし、手術・処置等2なし) | 24 | 10.4 | 11.59 | 4.2% | 0.0 | |
140010x299x2xx | 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害(出生時体重1500g以上2500g未満)(手術なし、手術・処置等22あり) | 16 | 28.6 | 27.54 | 0.0% | 0.0 |
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
010060x099030x | 脳梗塞(JCS10未満)(手術なし、手術・処置等1なし、手術・処置等23あり、定義副傷病なし) | 170 | 14.8 | 18.08 | 24.7% | 74.7 | ○ |
160100xx99x00x | 頭蓋・頭蓋内損傷(手術なし、手術・処置等2なし、定義副傷病なし) | 68 | 5.1 | 7.52 | 13.2% | 66.0 | |
160100xx97x00x | 頭蓋・頭蓋内損傷(その他の手術あり、手術・処置等2なし、定義副傷病なし) | 65 | 13.0 | 10.02 | 23.1% | 77.7 |
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
070010xx010x0x | 骨軟部の良性腫瘍(四肢・躯幹軟部腫瘍摘出術等、手術・処置等1なし、定義副傷病なし) | 18 | 6.3 | 6.14 | 0.0% | 51.9 | |
180060xx97xxxx | その他の新生物(手術あり) | - | - | 6.84 | - | - | |
160200xx9700xx | 顔面損傷(その他の手術あり、手術・処置等1なし、手術・処置等2なし) | - | - | 5.79 | - | - |
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
110080xx991xxx | 前立腺の悪性腫瘍(手術なし、手術・処置等あり) | 33 | 2.7 | 2.72 | 0.0% | 65.7 | |
11012xxx99xx0x | 上部尿路疾患(手術なし、定義副傷病なし) | 23 | 4.3 | 4.74 | 0.0% | 60.7 | |
110280xx99000x | 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全(手術なし、手術・処置等1なし、手術・処置等2なし、定義副傷病なし) | 14 | 10.6 | 13.64 | 21.4% | 79.6 |
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
080011xx99xxxx | 急性膿皮症(手術なし) | 26 | 10.3 | 11.97 | 0.0% | 70.0 | |
161070xxxxx00x | 薬物中毒(手術・処置等2なし、定義副傷病なし) | - | - | 3.58 | - | - | |
080030xxxxxxxx | 疱疹(帯状疱疹を除く。)、その類症 | - | - | 7.19 | - | - |
さまざまな癌の中で、現在日本における、最も罹患数の多い5つの癌(胃癌・大腸癌・乳癌・肺癌・肝癌)について、初発の患者様においてはUICC 病期分類 第7版に基づき病期(ステージ)ごとに、再発の患者様においては患者数を集計をしました。 なお、患者数が10未満の数値は、個人情報が特定できないように「-」と表示しています。 【定義】
初発 | 再発 | 病期分類 基準(※) |
版数 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Stage I | Stage II | Stage III | Stage IV | 不明 | ||||
胃癌 | 16 | - | 17 | 22 | - | 10 | 1 | 7 |
大腸癌 | - | 36 | 62 | 133 | - | 26 | 1 | 7 |
乳癌 | 12 | 23 | 13 | - | - | 13 | 1 | 7 |
肺癌 | - | - | - | - | - | - | 1 | 7 |
肝癌 | - | - | - | - | - | - | 1 | 7 |
近年、当院近隣の病院やクリニックからの紹介、定期健診や集団検診等で癌が発見されることが多くなりました。
当院で診断のついた胃癌・大腸癌・乳癌においては早期治療を、肺癌・肝癌においては当院は専門医がいないため初期治療は連携している病院等への紹介を行っています。
治療においては身体へ負担の少ない腹腔鏡による手術を積極的に行っており、早期退院も可能となりました。
また手術後やステージが進んでいる進行癌でも化学療法を行う患者様は多くいらっしゃいます。
なお、乳癌の診断・治療を行う外科医師に女性がいるもの当院の特徴です。
成人(20歳以上)の肺炎患者様について、重症度別に患者数、平均在院日数、平均年齢を集計しました。 なお、患者数が10未満の数値は、個人情報が特定できないように「-」と表示しています。 【定義】
患者数(対象患者) | ・・・ | 入院の契機となった傷病名および最も医療資源を投入した傷病名に対するICD10コードがJ13~J18$に該当する患者様。 (対象病名…J13 肺炎レンサ球菌肺炎、J14 インフルエンザ菌肺炎、J15$ 細菌性肺炎、J16$ その他の感染病原体による肺炎等、J17$ 細菌性疾患における肺炎、J18$ 肺炎(詳細不明)) |
平均在院日数 | ・・・ | 当院に入院されていた日数の平均値です。 |
平均年齢 | ・・・ | 当院に入院した初日(入院日)の年齢の平均値です。 |
年齢 | ・・・ | 男性70歳以上、女性75歳以上 |
脱水状態 | ・・・ | BUN 21mg/dL以上または脱水あり |
酸素飽和度 | ・・・ | SpO2 90%以下(PaO2 60Torr以下) |
意識障害 | ・・・ | 意識障害あり |
収縮期血圧 | ・・・ | 血圧(収縮期)90mmHg以下 |
患者数 | 平均 在院日数 |
平均年齢 | |
---|---|---|---|
重症度 0 | 71 | 7.6 | 52.9 |
重症度 1 | 122 | 9.2 | 71.8 |
重症度 2 | 90 | 12.9 | 79.1 |
重症度 3 | 74 | 15.8 | 83.5 |
重症度 4 | 23 | 12.4 | 82.3 |
重症度 5 | - | - | - |
不明 | - | - | - |
市中肺炎とは病院外で日常生活をしていた人に発症する肺胞(空気がたまるところ)の急性炎症です。
原因菌の多くは肺炎球菌、インフルエンザ桿菌で、インフルエンザ流行期ではウイルス性の肺炎も頻度が高くなります。
早期に適切な治療を行うため、上記の重症度分類を用いて肺炎の重症度を分類し、外来診療・入院診療・集中治療室(ICU)管理のいずれかを決定します。
成人市中肺炎の重症度分類では重症度1の患者様が最多数となりました。これは当院へ入院される患者様で、70歳代・80歳代の方が多く入院されるため、重症度分類に1つ該当することが挙げられます。また、重症度1および2の患者数は、全体の約56%を占めています。
重症度が高くなるにつれ、平均年齢は上がり、平均在院日数は長くなる傾向にあります。
脳梗塞の病型別に、患者数・平均在院日数・平均年齢・転院率を集計しています。 なお、患者数が10未満の数値は、個人情報が特定できないように「-」と表示しています。 【定義】
患者数(対象患者) | ・・・ | 最も医療資源を投入した傷病名に対するICD10がG45$、G46$、I63$、I65$、I66$、I675,I679)に該当する患者様。 (ICD10の各名称は下記の表内の「傷病名」をご参照ください。) |
ICD10 | ・・・ | すべての疾患を国際疾病分類に基づき、コード化・分類したものになります。 |
患者数 | ・・・ | 発症日から「3日以内」と「その他」に分けた数値を記載します。 ただし、発症日から「3日以内」と「その他」のいずれかの患者数が10未満となる場合は、分けずに合計した数値を記載します。 |
平均在院日数 | ・・・ | 当院に入院されていた日数の平均値です。 |
平均年齢 | ・・・ | 当院に入院した初日(入院日)の年齢の平均値です。 |
転院率 | ・・・ | 該当するDPCの患者数のうち、他の病院で治療を継続すること(転院)となった患者様の割合です。 |
ICD10 | 傷病名 | 発症日から | 患者数 | 平均在院日数 | 平均年齢 | 転院率 |
---|---|---|---|---|---|---|
G45$ | 一過性脳虚血発作及び関連症候群 | 3日以内 | 11 | 4.1 | 69.1 | 0.0% |
その他 | 12 | 3.9 | 70.5 | 0.0% | ||
G46$ | 脳血管疾患における脳の血管(性)症候群 | 3日以内 | - | - | - | - |
その他 | ||||||
I63$ | 脳梗塞 | 3日以内 | 307 | 21.7 | 76.7 | 37.5% |
その他 | 51 | 14.7 | 74.6 | 17.6% | ||
I65$ | 脳梗塞実質外動脈の閉塞及び狭窄,脳梗塞に至らなかったもの | 3日以内 | 30 | 8.8 | 73.3 | 3.3% |
その他 | ||||||
I66$ | 脳動脈の閉塞及び狭窄,脳梗塞に至らなかったもの | 3日以内 | - | - | - | - |
その他 | ||||||
I675 | もやもや病<ウイリス動脈輪閉塞症> | 3日以内 | - | - | - | - |
その他 | ||||||
I679 | 脳血管疾患,詳細不明 | 3日以内 | - | - | - | - |
その他 |
脳梗塞とは、脳の血管が細くなったり、脳血管に血栓(血のかたまり)が詰まったり、また何らかの原因で脳の血のめぐりが正常の5分の1から10分の1くらいに低下し、脳組織が酸素欠乏や栄養不足に陥り、その状態がある程度の時間続いた結果、その部分の脳組織が障害を受け、壊死(えし)してしまったものをいいます。
G45(一過性脳虚血発作および関連症候群)は、一時的に症状は出たものの、短期間で回復された症例です。当然ながら、平均在院日数は短く、転院する患者様はいらっしゃいません。
I63$(脳梗塞)は、発症してから治療開始までの時間が最も重要となります。発症してすぐに救急車等にて病院を受診し、脳に血液を送るため直ちに治療を開始しなければなりません。早期に治療を開始しても麻痺等の後遺症が残ることも多く、長期間のリハビリが必要となるため平均在院日数も必然的に長くなります。約35%の患者様が転院され、継続してリハビリを行っていらっしゃいます。
I65$(脳梗塞実質外動脈の閉塞及び狭窄、脳梗塞に至らなかったもの)は、主に内頚動脈が細くなり、脳に十分な血流がいかなくなる可能性があるため、まだ症状はないものの、予防的に治療を行った症例になります。手術としてはステント留置術を主に行っています。
I66$(脳動脈の閉塞および狭窄、脳梗塞に至らなかったもの)は、頭の中の動脈が閉塞して(ふさがって)いたり、狭窄して(せまくなって)いるために脳に十分な血液が流れなくなる危険性がある症例です。手術の適応があるかどうかを評価し、治療方針を決めています。
I675(もやもや病<ウイリス動脈輪閉塞症>)は、ウィリス動脈輪という動脈で出来る輪を形成する動脈が細くなり閉塞する(ふさがる)ことと、脳の中のもやもやとした細い血管が増殖する症例です。これにより脳梗塞や脳の中で出血を起こす可能性もあります。原因不明疾患のため、根本的治療法が確立されていないため、対症療法(出現する症状に対する治療…後遺症に対するリハビリ等)で治療していきます。
各診療科別に手術件数の多い症例について、Kコード・名称・患者数・平均術前日数・平均術後日数・転院率・平均年齢を集計し、併せて、当院で実際に使用しているクリティカルパスを載せています。 なお、患者数が10未満の数値は、個人情報が特定できないように「-」と表示しています。 【定義】
Kコード | ・・・ | 診療報酬における分類コードです。 |
Kコード名称 | ・・・ | Kコードの手術名を表したものです。 |
平均術前日数 | ・・・ | 入院から手術前日までの日数の平均値です。 |
平均術後日数 | ・・・ | 手術翌日から退院までの日数の平均値です。 |
転院率 | ・・・ | 該当するDPCの患者数のうち、他の病院で治療を継続すること(転院)となった患者様の割合です。 |
平均年齢 | ・・・ | 当院に入院した初日(入院日)の年齢の平均値です。 |
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K5493 | 経皮的冠動脈ステント留置術(その他) | 30 | 1.2 | 8.5 | 3.3% | 70.4 | |
K5491 | 経皮的冠動脈ステント留置術(急性心筋梗塞) | 25 | 0.0 | 13.8 | 12.0% | 70.2 | |
K5972 | ペースメーカー移植術(経静脈電極) | 23 | 5.6 | 11.2 | 13.0% | 80.1 |
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K7211 | 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) | 119 | 0.2 | 1.1 | 0.0% | 65.9 | |
K654 | 内視鏡的消化管止血術 | 49 | 0.4 | 6.6 | 4.1% | 70.2 | |
K688 | 内視鏡的胆道ステント留置術 | 23 | 2.1 | 9.2 | 4.3% | 83.7 |
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K672-2 | 腹腔鏡下胆嚢摘出術 | 92 | 0.9 | 3.5 | 1.1% | 59.7 | ○ |
K718-21 | 腹腔鏡下虫垂切除術(虫垂周囲膿瘍を伴わないもの) | 44 | 0.4 | 2.7 | 0.0% | 36.7 | |
K6335 | 鼠径ヘルニア手術 | 28 | 0.9 | 3.1 | 0.0% | 62.0 | ○ |
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K0461 | 骨折観血的手術(肩甲骨・上腕・大腿) | 209 | 2.7 | 18.4 | 66.0% | 81.8 | ○ |
K0462 | 骨折観血的手術(前腕・下腿・手舟状骨) | 126 | 2.2 | 13.2 | 34.1% | 64.7 | |
K0811 | 人工骨頭挿入術(肩、股) | 87 | 4.2 | 17.7 | 79.3% | 83.2 |
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K8982 | 帝王切開術(選択帝王切開) | 64 | 2.6 | 4.9 | 10.9% | 32.4 | ○ |
K8981 | 帝王切開術(緊急帝王切開) | 29 | 7.0 | 6.1 | 13.8% | 32.4 | |
K9091 | 流産手術(妊娠11週まで) | 21 | 0.0 | 0.0 | 0.0% | 32.0 |
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K9131 | 新生児仮死蘇生術(仮死第1度) | 14 | 0.0 | 23.6 | 7.1% | 0.0 | |
K9132 | 新生児仮死蘇生術(仮死第2度) | - | - | - | - | - | |
K2762 | 網膜光凝固術 その他の特殊なもの(一連につき) | - | - | - | - | - |
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K164-2 | 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術 | 58 | 0.6 | 12.3 | 22.4% | 79.7 | ○ |
K178-4 | 経皮的脳血栓回収術 | 45 | 0.0 | 20.3 | 51.1% | 78.0 | |
K1643 | 頭蓋内血腫除去術(開頭)(脳内) | 24 | 1.0 | 35.7 | 79.2% | 66.3 |
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K0301 | 四肢・躯幹軟部腫瘍摘出術(肩、上腕、前腕、大腿、下腿、躯幹) | 12 | 0.8 | 5.7 | 0.0% | 52.8 | |
K0302 | 四肢・躯幹軟部腫瘍摘出術(手、足) | - | - | - | - | - | |
K0151 | 皮弁作成術、移動術、切断術、遷延皮弁術(25cm2未満) | - | - | - | - | - |
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K783-2 | 経尿道的尿管ステント留置術 | 29 | 1.1 | 9.1 | 37.9% | 71.6 | |
K8036ロ | 膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)(その他) | 17 | 1.3 | 5.7 | 5.9% | 71.1 | ○ |
K610-3 | 内シャント設置術 | 10 | 3.4 | 12.8 | 10.0% | 68.1 |
この表に示す4つのDPCコードは、医療の質の改善に役立てるため、臨床上ゼロにはなりえないものの少しでも改善すべきものとしています。 また、アップコーディングなど不適切なコーディングとみなされる確率が高いものです。 なお、患者数が10未満の数値は、個人情報が特定できないように「-」と表示しています。 【定義】
DPC | ・・・ | 診断群分類です。すべての疾患をICD(国際疾病分類)に基づきコード化・分類し、似たような症状の疾患をグループ化したものになります。 |
傷病名 | ・・・ | 医療資源を最も投入した傷病名のことです。 |
入院契機 | ・・・ | 入院のきっかけ(契機)となった傷病名が、医療資源を最も投入した傷病名と「同一」か「異なるか」を分けます。 |
患者数 | ・・・ | 発症日から「3日以内」と「その他」に分けた数値を記載します。 |
請求率 | ・・・ | 全退院患者数(6,755名)に対する診療報酬の請求率になります。 |
DPC | 傷病名 | 入院契機 | 症例数 | 発生率 |
---|---|---|---|---|
130100 | 播種性血管内凝固症候群 | 同一 | - | - |
異なる | - | - | ||
180010 | 敗血症(1才以上) | 同一 | 19 | 0.28% |
異なる | 13 | 0.19% | ||
180035 | その他の真菌感染症 | 同一 | - | - |
異なる | - | - | ||
180040 | 手術・処置等の合併症 | 同一 | 43 | 0.64% |
異なる | - | - |
播種性血管内凝固症候群や敗血症は、重症な症例を治療する急性期医療機関ではごく自然に治療している疾患です。
これら4つのDPCコードが全くないとすれば、重要な症例を治療している急性期医療機関としては不自然であり、多すぎることもまた治療過程で問題があると考えられます。
入院時は別の疾患であったり、患者様の持病が悪化し、播種性血管内凝固症候群や敗血症などを引き起こすこともあります。
これにより、元々の病気の治療よりも播種性血管内凝固症候群や敗血症等の治療に時間を要する(医療費が多くかかった病気=医療資源を最も投入した傷病名)こととなり、「入院契機と異なる」現象が起きます。当院においては、尿路感染症によって敗血症を発症する患者様が多くみられます。
手術・処置等の合併症は、手術・処置・検査等に伴う出血であったり創部の感染(=術後創部感染症、後出血、術後腹腔内・腹壁膿瘍、穿孔など)、骨折手術時に挿入した器具のゆるみ、術後に行うリハビリでの転倒による再手術(=人工関節脱臼、鋼線の突出、関節プロステーシスの破損)など、さまざまな要因があり発生しています。また、透析を行うために必要なシャントが血栓などで閉塞(つまって)使用できなくなり、その治療目的で入院する患者様も含まれています。
当院は新生児(0歳)における周産期医療(妊娠や新生児等の出産に関連する医療)から、成人・高齢の方まで、幅広い医療の提供を行っています。また、高齢化社会に連動して60代以降の退院患者数が約7割を超えています。
併せて、近年ベッドタウンとして水巻町ならびに水巻町付近の人口が増加している影響により、年々退院患者数は増加しています。24時間365日、患者様のために地域に根差した医療を行っていきます。